
ニューステップのマシン解説
マシンの特徴:腕も締められる有酸素運動が特徴
ニューステップ(NuStep)は、主に座った状態で手と足を同時に動かすことで、全身の有酸素運動ができるフィットネスマシンです。特に、リハビリテーション施設や高齢者向けのフィットネスジムでよく見かけることが多く、その安全性と効果の高さから幅広い層に利用されています。
自転車を漕ぐような脚の動きと、ローイング(ボート漕ぎ)のような腕の動きを組み合わせることで、上半身と下半身を同時に、かつ協調的に鍛えることができます。脚だけでなく腕も使うため、全身の主要な筋肉を同時に動かし、効率的にカロリーを消費できます。これにより、心肺機能の向上と筋力維持の両方にアプローチできます。座ったままの姿勢で、足が地面から離れないため、膝や足首、腰などの関節に衝撃がかかりません。このため、リハビリ中の方や、関節に痛みがある方でも安心して運動に取り組めます。手と足を同時に、かつ異なる動きで操作するため、脳と体の協調性(連動性)を高める効果も期待できます。怪我や手術後のリハビリ、あるいは高齢者の運動機能維持・向上に広く利用されています。
主な効果
- 全身の有酸素運動
上半身と下半身を同時に動かすことで、効率的に心肺機能を高め、全身の持久力を向上させます。 - 脂肪燃焼とダイエット
全身運動は消費カロリーが高く、体脂肪の減少や体重管理に非常に効果的です。 - 筋力維持・向上
脚の筋肉(太もも、お尻、ふくらはぎ)と腕・背中の筋肉(上腕二頭筋、広背筋など)を同時に使うため、全身の筋力維持・向上に役立ちます。 - バランス能力と協調性の向上
手足の連動した動きは、体のバランス能力や協調性を高める効果も期待できます。